こんにちは。子供と読める踏切知識の本を探しているふるやなです。
「踏切天国」ってすごい名前ですよね。
図書館の人が「すごい本があるもんですねー」とびっくり&あきれたような顔をしていました(笑)
まったく名前負けしていない、踏切まみれの本でした。
踏切天国ってどんな本?
現在は絶版になっています。
Amazonで中古も出品されているのですが、5000円以上してます。わーお。
図書館で見つけられてラッキーでした。
著者は小川 裕夫 さん。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小川/裕夫
1977年、静岡市生まれ。大学卒業後、行政誌編集者を経てフリーランスライターに転身。取材の主なテーマは鉄道のほか、地方自治・競馬・将棋・野球など。執筆のほか撮影まで担当。2007年9月から2008年5月までライター兼業でアイドルのマネージャーも。2008年6月から再びライター・カメラ専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
発売日は2010年2月19日。
なので、若干踏切データが古いです。
この当時でももうなくなった踏切についても書かれています。
2018年の現在なら、ここに書かれた踏切も無くなっている可能性がありますね。
踏切探しに使う場合はご注意ください。
踏切が好きで好きでたまらない人のことをフミキリストというそうです。
ウチの長男は立派なフミキリストです。
フミキリスト界隈では、この「踏切天国」と「最新調査 日本の“珍々”踏切」が2大バイブルになっています。
「最新調査 日本の“珍々”踏切」も絶版なんですけどね。
2年前、最初に踏切にハマり始めたころに読みました。
当時は、大人でも踏切好きな人っているんだ!この子、大人になっても踏切カンカンカンカン言ってたらどうしよう、とくらくらしました。
4歳半の現在、ふたたび踏切熱が燃えてきたらしいので、また図書館に借りにいきました。
内容紹介
内容説明
豊富な写真と丁寧な見所解説で、踏切の魅力を余すところなく味わってください!日本全国の珍しい・面白い踏切88を収録。
目次
1章 踏切を通るのは電車だけではない(飛行機が横切る踏切;新幹線の踏切 ほか)
2章 踏切の先にあるのは?(墓地専用踏切;海水浴場専用踏切 ほか)
3章 踏切にも事情がある(白い踏切;祭りで架線を切断する踏切 ほか)
4章 産業遺産の踏切(銀座の踏切;駅構内に残された踏切 ほか)
5章 劇場型・萌え踏切(電車が電車を待つ踏切;六種類の表示がある踏切 ほか)
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784798025124
こんな感じで、日本国内の珍しい踏切が紹介されています。
それぞれの踏切について、写真と説明文でだいたい2~4ページ使われています。
踏切紹介がずーっと215ページ続きます。
「踏切天国」を読んだ私の感想
こんなに踏切についてだけ書かれた本を読んだのは初めてでした。
目次をざっと見てもらっただけでもわかるように、切り口が面白いです。
一番良かったのは専門的な鉄道用語がほとんど使われていなかったこと。鉄道知識がなくても読みやすいです。
踏切マニアが書きました!というより、面白い踏切をレビューしてみました!という感じ。
特に踏切に興味がなかった私でも、へぇー、と思える内容でした。
しかし全国88か所も、よく取材に行ったなぁ。
踏切だけを見るために。すごい。
ただ、中には「居酒屋前に飾られた踏切」とか、「白い踏切」とか、塗装途中やん・・・どうでもええやん・・・と思うものもありました。
大人向け?子供向け?子供と一緒に読める?
大人向けに書かれた本です。
でも、写真が割合が多いので、子供も眺めて楽しんでいます。
「なんて書いてあるの?」
と、読み聞かせさせられます。
子どもの反応はどうだった?
図書館で借りてきて以来、毎日読んでいます。
YouTubeで検索すると、その踏切が出てきたりするんですよね。
現実味があって面白いのかもしれません。
お気に入りはトラックが通る踏切。
毎日、本を開いては
「これはー、トラックが通るふみきり―」
と教えてくれます。
もうさんざん聞かされて知ってるってば。
最後に
大人向けなので、買えば長く楽しめそうです。
この本を使って、実際にその踏切の場所に行ってみる、という楽しみ方もできそう。
そうすれば、大人の側にも旅行の楽しみができますね。
でも、中古で5000円は高いなー。
ブックオフで登録して、入荷連絡を気長に待とうと思います。