夏休みから、子供と父親の交換日記を始めました。
最近、お父さんが子供にかまえていないなぁ、前は字を書く練習に付き合ったりしていたのに。という相談を幼児教室の先生にしたところ、「交換日記してみたらどうでしょう?」とアドバイスをもらいました。
あー!交換日記!まったく思いつかなかったけど面白そう!
早速やってみました。
すると、思った以上にいい効果があります。
一か月やってみた注意点もあわせてお伝えします。
もくじ
幼児と父親の交換日記のメリット
1.字を書く練習になる
これが第一の目的で始めました。ここ2か月ほど、字の練習を全然していなかったもので。
やはり2か月前にはできていたことが、できなくなっていました。
字の形がオリジナルの進化を遂げています(笑)
鏡文字なのはともかく。不思議な字体。読めない。
でも、もう字は書けるから!という意識ができてしまい、お手本を見て書くのが嫌なようです。
気長に直していかないとですね。。。
2.字を読む練習になる
お父さんからのメッセージを、一音ずつ声に出して読んでいます。
あまり長いと「読んで―」ともってきます。
メッセージは短く!逆に大人にとっては難しいです。
主人の場合、交換日記には常に次につながる疑問を書かないといけない、という思い込みがありました。
返事と疑問を書くと、4行くらいにはなってしまいます。
子供が自分で読めるように、最初のうちは簡潔に一言だけ、を意識するといいのではと思います。
お母さんの希望としては、お父さんにもっと綺麗な字を書いてほしいです。子供の見本になるような。人には言えないけど。
3.思ったことを文章にする練習になる
長男は、もともと手紙を書くのは好きなタイプでした。
交換日記を書く時も、書き始めたら、一文字ずつ発音しながらも、躊躇なく書いています。
たまに泣けるメッセージがあります。
「おとうさん いつも ありがとう」
「ぼくは ようちえんで しあわせに あそんでいます」
どこのいい子だーー!オフィシャル感がしますね(笑)
助詞の使い方が予想以上に正確で、直すところがありません。
もちろん、間違っていても指摘はしませんが。
思ったことや考えたことを文章にあらわすのは、大人の私にもなかなか難しいです。なんか恥ずかしいし。
交換日記を通じて、文章化のくせをつけておけば、将来私みたいに困らずに済むかもしれません。
4.お父さんもリアルタイムで子供の成長に参加できる
これが予想以上に大きかった効果です。
子供たちが寝静まった頃に帰ってくることが多く、子供たちとの触れ合いは朝の少しの時間と週末だけ。
つまり、お父さんの平日の日常に、子供はほとんど存在しないわけです。
でも、交換日記を通して子供と直接やりとりをすることで、情報のリアルタイム性がアップします。お父さんが、子育てに参加している感を感じられます。
お父さんの自覚って、毎日の地味な積み重ねが大事なんですよね。
5.子供にもお父さんの存在を毎日感じさせることができる
子供にとっても、交換日記をつうじてお父さんの存在感を毎日感じることができます。
お父さん昨日帰ってきてた?次はいつ帰ってくるの?とか言わせずにすみます。
6.子供の成長記録になる
子供のマイブームがわかりやすいです。
今は、字を装飾するのが定番。とにかく字の周りに線を書きます。「字をしっかりちゃんと支えている」んだそうです。
7.子供にとっていい思い出になる
少しの間でも交換日記が続いたら、子供の記憶に残ります。
大きくなって思い返した時、「愛されてたんだなぁ」と実感して暖かい気持ちになれるかもしれません。
自己肯定感がアップしそうな種はばらまいておくに越したことはないですよね!
幼児と交換日記をするデメリット
質問を書いてもまったく別の返事が返ってくるので、ネタに困りがちです。
すると、書くのを忘れがちになります。
他には特に思いつかない・・・というのが正直なところ。
大丈夫、だいたい3か月続けば習慣になるそうですよ。それまでの努力です。これから、ウチの場合にやった続けるための工夫をお伝えします。
幼児と交換日記を続けるための工夫
50音表をつける
モンテッソーリでは、お手紙を書く際には「移動50音」を使います。文字の書かれたチップを使います。
書きたい文章をまず「移動50音」で並べます。
そして、並べたひらがなをお手本として見ながら、紙に書き写していきます。
移動50音を出すのが面倒になってきてしまったので、ノートにあいうえお表をつけました。下敷きタイプが便利です。
目立つところに置く
仕事が忙しいと、ノートを書くのを忘れていきます。
続けてもらうには、「今日ノート見た?」とさりげなくサポートする必要があるかもしれません。
子供の方にも同様です。
成長記録ノートを兼ねてしまう
交換日記は日付順になっているので、何があったか、子供の身長体重、言っていたことなどお母さんの一言メモを入れやすいです。
お父さんとお母さんの交換日記にもなりますね。家族コミュニケーションノートに発展します。
まとめ
よし、やってみるか!と気楽な気持ちで始めましたが、今では大事なノートになっています。日付は飛び飛びですけどね(;´Д`)
続くかどうかわからないし、そのへんにあった100均の適当なノートで始めたのをちょっと後悔しています。
子供が大きくなるまで保管しておくだろうし、もうちょっとお金出せばよかったかな。
もし子供と交換日記が続くか自信がない!という場合は、こんなノートがおすすめです。
顔マークで「きょうのきもち」を選べるようになっていたり、「かおを かきあいっこ しよう!」みたいな感じで、書くことを指示してくれます。
なにより、このノートかわいい。
でも値段がネックになって、逆に続けにくいかもしれないですね(笑)