こんにちは、ふるやなです。
暑い時期になると、車に取り残されて、熱中症で亡くなる子供のニュースを目にします。
今この記事を読んでいる人は、子供の無事な成長を願う人ばかりだと思います。
子供の生存率を上げるために、ぜひ聞いていただきたいことがあります。すごく簡単なことです。
私も教えてもらいました。Twitterでもバズっています。
もくじ
子供にクラクションの鳴らし方を教えてほしい
今すぐ、お子さんに車のクラクションの鳴らし方を教えてあげてください!
クラクションの鳴らし方、意外と子供は知らなかったりします。
普段、移動に車を使わない子供は知る機会もありません。
たとえ車社会でも、クラクションを鳴らす場所まで知っている子は少ないのではないでしょうか。
どんな小さな子供にも、「助けが来るまで、ラッパのマークを押し続ける」ことを教えてあげてほしいのです。
クラクションが鳴り続けていれば、いつか誰か、大人が様子を見に来るはずです。
車種によって、クラクションの場所が違うことがある
車によっては、ラッパのマークがついている場所が違ったりします。
特に外車は、ハンドルの真ん中だとは限りません。
なにか起きるのが、自分の車だとは限りませんよね。
「運転席に行って、ラッパのマークを探して押し続ける」ことを伝えてください。
心理的ブレーキがあることも
「クラクション鳴っちゃうから、ハンドルの真ん中は絶対押しちゃダメだよ!」
と子供に注意したこと、ありませんか?
子供は、何があっても押しちゃダメなものだ、と思って、みすみす助かるチャンスを失うこともあり得ます。
危ないと思ったら、押して良い、押し続けて良いことを教えてあげてください。
電気自動車の方は一度確認を
電気自動車をお持ちの方は、エンジンがオフの状態でもクラクションが鳴るかどうかを確認してほしいです。
一応、鳴る車が多いらしいのですが、メーカーや車種によってはエンジンを切った後に、どのくらい有効なのかがわかりません。
熱中症対策に使えるだけではありません
そうは言っても、暑い日に子供を車内に残していくなんてあり得ないから大丈夫、という方もいらっしゃると思います。
でも、クラクションは様々なヘルプに役立つのです。
例えば、洪水などで車ごと押し流されてしまった時。
土砂崩れで埋まってしまった時。
変な人が入ってきてしまったり、強盗にさらわれている途中。
これ以上のシチュエーションの想像はやめます。。。
何にせよ、クラクションは、車内のSOSを外部に知らせる、一番有効な手段です。
鳴らす練習をさせてあげる
小さな子供にとっては、かなり固いクラクション。
鳴るまでしっかり押すには、ちゃんと押す意識と、押しぬく勇気を持たないと難しいです。
人がいないところに行って、クラクションを鳴らす練習をできればベストです。
うちの子達は知りませんでした
私はこの話を聞いてからすぐ、子どもたちにクラクションの鳴らし方を教えました。
7歳児はともかく、4歳児はクラクションの鳴らし方を知りませんでした!
危険運転をしていない証拠なのかな、と自分を慰めつつ、丁寧に教えたところ、真剣に聞いてくれました。
固いときは、ハンドルにお尻を押し付けて鳴らしてもいい、と伝えました。
ついでに、窓の割り方やシートベルトの切り方、発煙筒の使い方もレクチャーしておきました。
使う時が来なければ幸いです。
自然界の生存率を考えれば、子供が無事に大人にまで成長できるのは、ただの偶然です。
ただ、「知っている」だけで生存率が上がることはたくさんあります。
少しでも多くの人に実践してほしい。そんな思いでこの記事を書きました。
防げる事故が、何事もなく防げることを祈っています。