「子どもが寝てから食べる甘いお菓子が唯一の幸せ♡」
太るとは わかっているけど やめられない。
こんにちは。ふるやなです。
自分への戒めを込めて、太るだけではない砂糖の怖い話をしたいと思います。
これを読めばお菓子がやめられないあなたも考えが変わるかも?
育児ストレス解消♡自分へのごほうび♡とか思ってたらとんでもなかったですよ!
もくじ
甘いお菓子では育児ストレスは解消しない
そんなことないよ!甘いもの食べられたら幸せだよ!
と思うかもしれませんね。
でも、気のせいです!
正確に言えば、エンドルフィンが分泌されるので数分間は幸福感が持続するんですが、その後さらに悪化するんです。
それどころか・・・
低血糖症になるかもしれない
私ふるやなは昔、甘いもの食べてるのに「低血糖」と診断されて驚いた経験があります。
紅茶花伝のロイヤルミルクティーが好きで毎日飲んでたんですよね。
冬場、職場が節電しすぎて寒いので、せめて飲み物で温まろうと思って。職場の自動販売機の中で、コーヒーが苦手な私が飲めるものは紅茶花伝しかなかった、という理由もあります。
甘いお菓子を食べていても低血糖になるのは何故なんでしょうか。お菓子を食べた時、身体の中では何が起こっているのかを解説します。
- 甘いお菓子を食べる
- 血液中の血糖値が急上昇する
- 急上昇した血糖値を下げようと、インスリンが分泌されまくる
- 血糖値が急降下する
- 血糖値の急上昇・急降下が常態化すると、血糖値がずっと低い値で推移するようになる
血糖値の乱高下は精神にも身体にも悪い影響を与えます。
血糖値が安定していると、精神状態も安定し、やる気や集中力のあるプラスの感情が自然に湧いてくる。反対に血糖値が安定しないと、イライラや不安を感じたり、急に眠気が襲ったり……と、うつと診断されるような症状が出る。
うつも食べ方が原因だった!? 心を蝕む 「低血糖症」の怖さ
日経おとなのOFF
https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2400Y_U2A720C1000000
つまり、育児ストレスを解消しよう!と思って食べたお菓子がイライラのもとになっている悪循環です。
さらに、恐ろしいこともわかりました。
血糖値スパイクが起こっているかもしれない
血糖値が正常以下に下がる低血糖まではならなくても、血糖値スパイクと呼ばれる問題もあります。
食事を食べたすぐ後の短時間にだけ、人知れず血糖値が急上昇し、やがてまた正常値に戻る。それが、「血糖値スパイク」。食後時間がたった状態で行われる通常の健康診断では、見つからないことも多い。ところが最新調査で、なんと1400万人以上の日本人に「血糖値スパイク」が生じている可能性が明らかになってきた!
NHKスペシャル”血糖値スパイク”が危ない http://www.nhk.or.jp/special/kettouchi/result/index.html
ぜんぜん他人事じゃないんですよね。やせ型の20代女性の5人に1人に、“血糖値スパイク”が起きているというデータもあるそうです。
インスリンが多い状態では、記憶力が衰えやすい
血糖値の急上昇・急降下の問題に加えて、インスリンが多い状態だけでも脳には悪影響があることがわかってきました。
インスリンを分泌させた、ネズミの実験データです。
脳を調べると、「アミロイドベータ」という物質が蓄積していました。この物質は、アルツハイマー型認知症の原因とも言われ、脳の神経細胞を死に至らしめる有害な老廃物です。つまり“血糖値スパイク”が生じて体内のインスリンが多い状態の人は、脳内で「アミロイドベータ」の蓄積が進んでいる可能性があるのです。 さらにインスリンには細胞を増殖させる働きがあるため、がん細胞の増殖も促す危険性が指摘されています。
血糖値が下がり始めると、意志力が低下
人間の意志力、自己コントロール能力が発揮されるのは、血糖値がゆっくり上がっていくときです。
血糖値が下がり始めると、脳はとたんに省エネ運転を始めます。あまりに血糖値が下がると、体温調整や呼吸といった生命維持活動ができなくなってしまいます。そこで、まずは生存に直結しない前頭葉や大脳皮質の活動が不活発になるのです。
これは、冷静的な部分、人間らしい部分から止まっていくということです。その中に、自分をコントロールする意志力も含まれるわけです。「ポジティブ・チェンジ」179ページ
前頭葉は自制心や感情をつかさどる部分です。
ということは、血糖値が下がり始めると前頭葉の働きがにぶり、自分の感情をコントロールする力が弱まるんですね。
そして思い通りにならない育児にイライラとストレスを感じやすくなって、甘いお菓子を食べたくなる。そして、自制心も弱くなっているから、食べ過ぎたりする。
うわぁ。
ではどうしたらいいんでしょうか。
お菓子ではなく何を食べれば育児ストレスは解消するのか?
先日、育児ストレスからの過食をやめるには、たんぱく質をとること!という記事を書きました。
たんぱく質が足りていれば、お菓子を食べたい!という欲求は自然とおさまるはずです。
さらにお菓子をやめる、3つの方法があります。
低GI値のものを選んで食べる
お菓子、食べたいですよね。
でも、お菓子が育児ストレスの原因かもしれない、ということもわかりました。
ということは、自分の行動を変えなければなりません。
意志の力を高め、自分を変える行動ができるようになるためには、低GI食品を食べることです。
間食の場合はナッツやチーズ。
食事なら玄米や雑穀など、つぶつぶしたもの。
食べる順番に気をつける
まずは野菜。
次に、たんぱく質。
最後に炭水化物など糖質。
食事の回数を増やす
朝食と昼食を2回ずつにして、1日5食にしてしまうという方法もあります。
食べる量を増やすのではなく、もともとの一食分の量を2回にわけて食べるイメージです。
まとめ
甘いお菓子では育児ストレスは解消しない!それどころか危険が多いです。
- 低血糖症になるかもしれない
- 血糖値スパイクに陥っているかもしれない
血糖値が急降下している状態では、前頭葉の働きが抑えられ、よりイライラしやすくなります。そして、またお菓子が欲しくなる悪循環に陥ります。
この状況を打開するには以下の3つの方法があります。
- たんぱく質を食べる
- 低GI値のものを選んで食べる
- 食事の回数を増やす
ちょっとずつ減らす、のは辛いので、ばっさりやめてみました。
[…] […]