「育児ストレスで過食がとまらない!」
「今日も食べまくってしまって自己嫌悪・・・」
こんにちは。ふるやなです。
私、最近やっと、育児ストレスからの過食がおさまってきました。
育児ストレスって、いろいろ要素が絡まってるんですよね。
なかでも過食に画期的な解決方法がありました!
育児ストレスからの過食を解消する方法は、ずばりたんぱく質を食べることです。
過食してしまうのには科学的な理由があったんですよ。詳しくお伝えしますね。
読むのもしんどいと思いますが、まず私の場合どうだったか、書いておきます。
そんなのいいから解決方法を早く教えて!というあなたはこちら。下の方へとびます。
もくじ
育児ストレスで過食:私の場合
育児中ってお腹すきますよね!
特に母乳を出してる間は、食欲すごい。
でも、そうノンキには言っていられない異常な食欲。
長男を幼稚園に送ってからは、ずっと食べてました。本当に、午前いっぱいずーっと。
朝食の残り、食パン一袋、パスタ大盛り。それでもイマイチ足りなくて、たまごかけごはん。とか。
たまに、爆発的に甘いものが食べたくなります。
だいたい、欲しくなるものはパウンドケーキとドーナツ。
あと、近所の美味しいケーキ屋さんのシュークリーム。生クリームとカスタードがうずたかく入ったやつ。
心苦しいので夫にお土産用にケーキを買う。そして、何故かそのケーキも食べちゃう。
子供に食べ過ぎを注意したりする手前、こんな姿は見られたくない。だから、午前中だけで何とか食欲をおさめようと吸い込むように食べてました。下の子はまだわからないだろうし。
でも絶対おっぱいにはよくない。
わかっていてもやめられない。
嘔吐までいくとつらいから、飲み込まずに咀嚼するだけならいいかな、とか。でもこれ、自律神経ガタガタになるんですよね。
あれ、こうしてみると私意外とヤバいところまでいってたのかもしれませんね(;´Д`)
どうしても過食がとめられなかった私が、過食から抜け出せた方法は次のとおりです。
育児ストレスからの過食を解消する方法
育児ストレスからの過食を解消するには、たんぱく質を食べること!
今まで食べたい!となったものを思いだしてみてください。
私達が育児ストレスで過食する場合、パン、パスタ、ごはん、お菓子などなど炭水化物が多いですよね。
私の場合は、炭水化物が好きだし、量を食べるならせめて比較的お財布に優しいものを・・・と思って選んでいました。
どうせ過食するなら、内容を変えてみてください。
だまされたと思って、魚・肉・卵などのたんぱく質を過食してください。
すると、過食欲求が自然になくなってくるのに気づくと思います。
なぜ過食がおさまるんでしょうか?
理由は以下のとおりです。
過食はしてても栄養不足
過食してるのに栄養不足!?そんなバカな!
野菜はちゃんと食べてるよ!?
そう、栄養バランスを意識すると、野菜を増やしたくなるんですよね。
でも、意外とたんぱく質って不足しがちじゃないですか?後ほど詳しく書きますが、たんぱく質っぽい食品でも、実際に含まれているたんぱく質の割合は意外と低かったりするんですよ。
実はたんぱく質は筋肉など体をつくるだけでなく、ホルモンをつくる材料にもなります。
ストレスを感じると、脳の神経伝達物質が働きます。おおまかに分けると2つの神経伝達物質にわけられ、通常はこの2つのバランスが保たれて、私たちはストレスなく穏やかに過ごすことができているのです。
<興奮性伝達物質>…アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなど
ストレスを感じると活発に働き、やる気を起こさせたり、集中力を高め、ストレスに対抗する伝達物質。<抑制性伝達物質>…セロトニン、アセチルコリン、メラトニンなど
ストレスを鎮める際に働き、脳をリラックスさせ、興奮を抑える物質。これらの伝達物質は、タンパク質を原料としてつくられています。またビタミン、ミネラルによって合成されているので、ストレスに対処するには毎日食べるものがとても大切だとわかっていただけると思います。
つまりたんぱく質が不足していると、セロトニンなど精神を安定させてくれるホルモンが作られません。
だからますますイライラしてしまい、育児ストレスがたまり、過食する、と。悪循環ですね。
食べたいものとか、身体の声を聴けば間違いない!と思ってましたが、意外と脳は間違えるんです。
身体はたんぱく質不足に陥っているのに、手っ取り早く満足が欲しい脳は、糖分(炭水化物)を求めるんです。
十分にたんぱく質をとるまで過食はとまらない
シドニー大学のチャールズ・パーキンス・センターの研究によれば、十分な量のたんぱく質を摂取するまで食欲はとまらないそうです。
なぜなら、人間の本来持つ、たんぱく質に対する食欲はとても強いから。
この研究では、食物に含まれるたんぱく質の割合を減少させると、食事中のたんぱく質の割合が減少するにつれて総エネルギー摂取量が増加することが判明しました。
つまり、育児ストレスを抱えていない普通の人でも、食べたたんぱく質が必要十分な量になるまで食べ続けることができてしまうんです。
母乳を分泌したり、体力気力が必要な育児中は、余計にたんぱく質を必要としているのかもしれません。
では、具体的には何を食べればいいんでしょう?
たんぱく質が多く含まれる食品には何がある?
文部科学省の食品成分データベースから、たんぱく質の含有量が多い食品をピックアップしました。
順位 | 食品名 | 成分量 100gあたりg |
---|---|---|
1 | 肉類/<畜肉類>/ぶた/[その他]/ゼラチン | 87.6 |
2 | 卵類/鶏卵/卵白/乾燥卵白 | 86.5 |
3 | 乳類/(その他)/カゼイン | 86.2 |
4 | 魚介類/(さめ類)/ふかひれ | 83.9 |
5 | 魚介類/<魚類>/とびうお/煮干し | 80.0 |
6 | 豆類/だいず/[その他]/大豆たんぱく/分離大豆たんぱく/塩分無調整タイプ | 79.1 |
6 | 豆類/だいず/[その他]/大豆たんぱく/分離大豆たんぱく/塩分調整タイプ | 79.1 |
8 | 魚介類/(かつお類)/加工品/かつお節 | 77.1 |
9 | 魚介類/(かつお類)/加工品/削り節 | 75.7 |
10 | 魚介類/(いわし類)/たたみいわし | 75.1 |
11 | 魚介類/(さば類)/まさば/さば節 | 73.9 |
12 | 魚介類/<魚類>/とびうお/焼き干し | 73.4 |
13 | 魚介類/(たら類)/まだら/干しだら | 73.2 |
14 | 穀類/こむぎ/[その他]/小麦たんぱく/粉末状 | 72.0 |
15 | 魚介類/(いか類)/加工品/するめ | 69.2 |
16 | 魚介類/(いわし類)/かたくちいわし/田作り | 66.6 |
17 | 魚介類/ほたてがい/貝柱/煮干し | 65.7 |
18 | 魚介類/にしん/かずのこ/乾 | 65.2 |
19 | 魚介類/(えび類)/さくらえび/素干し | 64.9 |
20 | 魚介類/(いわし類)/かたくちいわし/煮干し | 64.5 |
https://fooddb.mext.go.jp/ranking/ranking.html
なんか、乾燥した加工品ばかり上位にくる!(笑)
イメージしたヒレとか胸肉とか、意外と下の方にいます。のり以下。
45 | 藻類/あまのり/ほしのり | 39.4 |
---|---|---|
46 | 肉類/ぶた/[大型種肉]/ヒレ、赤肉、焼き | 39.3 |
47 | 肉類/にわとり/[若鶏肉]/むね、皮なし、焼き | 38.8 |
でも、のりを100グラム食べようとしたら大変なことです。
1枚が2gくらいらしいので、50枚は食べないといけない計算です。
という訳で、データを踏まえたうえで現実的に考えると、たんぱく質をとりたい場合は以下の食品の割合をあげればOKです。
- 肉類
- 魚介類
- 卵類
- 大豆製品
- 乳製品
たんぱく質は種類によって働きが違うので、いくつか組み合わせて摂ると効果的です。
また、ビタミンB6を一緒に摂るとたんぱく質の代謝を助けてくれる効果があります。
ビタミンB6はたんぱく質の代謝に必要な、タンパク質の摂取量と比例して必要量が増加する栄養素です。
肉や魚などの動物性食品、サツマイモ、アボカドなどの植物性食品に含まれますが、動物性食品のほうが体内での利用効率が良いとされています。代表的な食材として、牛・豚レバー、鶏ささみ、マグロ(赤身)・カツオ・サバ・鮭などがあります。
http://cp.glico.jp/powerpro/protein/entry25/
まとめ
育児ストレスからの過食をなんとかするには、たんぱく質をとること!
過食でも栄養不足の可能性があり、十分にたんぱく質をとるまで過食はとまりません。
- 肉類
- 魚介類
- 卵類
- 大豆製品
- 乳製品
食べるものの中で、上記の食品の割合をあげてください。
しかし肉とか魚って100%たんぱく質なわけじゃないんですね。
思いっきりたんぱく質なイメージのある鶏ささみでも、たんぱく質含有量は30%くらいでした。知らなかった。
この話を知って、さっそくスーパーに肉を買いに行きました。
(でも牛は高かったので)サムギョプサル風に豚肉とサンチュ。この日は節約はやめて、大容量パックを2つも買いました。
確かに、久しぶりに「お腹いっぱい」を感じました。
翌日も精神的に安定している感じ。
これは・・・!?と思い実践中です。一週間たちますが、確かにあの爆発的な食べたい!欲求を感じなくなってきました。
どうせ明日も過食してしまうんなら、だまされたと思って肉魚卵大豆をガツ食いしてみてください!
参考:Diet clue to why we over-eat
http://www.nzherald.co.nz/lifestyle/news/article.cfm?c_id=6&objectid=11153302
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