踏切って地図にどう書けばいいんだっけ?

こんにちは。ふるやなです。

手書きで地図を書かないといけない時って、たまにありますよね。

地図を描きたいけど、踏切の書き方って・・・一瞬手が止まります。

意外とわからないものなんですよねー。

調べたところ、踏切には地図記号がないんです。

では、地図に踏切を書きたい時には、どうすればいいんでしょうか?

地図で踏切はこう書く!

意外と簡単すぎる答えでしたねー。

ちなみに、正式にはこのしましまの線路の模様が使われるのはJRだけです。

国土地理院によれば、JR以外の私鉄はこんな線路であらわされます。

私鉄の描き方は地図の会社によっても異なります。

私の持っている地図では、二重線になっています。

踏切はこんな感じ。

 

何事もない交点が踏切なんだとしたら、踏切ではない交点はどうなっているんでしょう?

踏切じゃない立体交差はどう書く?

踏切でない、ということは上下にズレた、立体交差になるということです。

立体交差は、オーバーパスアンダーパスにわけられます。

オーバーパス

線路や道路に対し、交差する線路や道路が高架橋で通過する構造オーバーパスといいます。

線路はなるべく平坦にしたいので、道路の側が動くことが多いです。

線路の上に橋を作って渡る感じですね。

線路との交点はこうなります。

橋のマークですね。わかりやすいです。

この橋は陸に架かる橋なので「陸橋(りっきょう)」といいます。

線路をまたぐ、という意味で「跨線橋(こせんきょう)」ともよばれます。

アンダーパスを作るより、建築費用がかかるそうですよ。

アンダーパス

線路や道路に対し、交差する線路や道路が下にもぐって通過する構造アンダーパスといいます。

線路はできるだけ水平に走らせたいので、実質的には道路が線路の下をくぐり抜けることが多いです。

よく豪雨の日などに水が溜まって、車が冠水しちゃったりするアレです。

というわけで、「線路に対して道路がアンダーパスになっている」のを地図であらわしたのがこちら。

坑道

線路が土手の上に走っていて、交差する下の道路がトンネルになっているようなものは坑道とよばれます。

こう表します。

トンネルのマークですね。

まとめ

踏切は、地図であらわすとただ線路と道路が交わるだけです。

そのほかの立体交差にはアンダーパスとオーバーパスがあります。

まとめて書くとこんな感じ。右から、踏切、オーバーパス、アンダーパスです。

私鉄の場合はこう書きます。

地図で踏切をどう書けばいいの?の答えになったでしょうか。

ふるやなは「踏切を地図で探したいけどどうすればいい?」という疑問から始まりました。

調べ始めたのは、子供と行ける踏切の新規開拓をしたかったからです。知らない場所の踏切を探すには、地図に頼るのが一番かと思いまして。

踏切を地図で探す場合には、立体交差ではない線路と道路の交点を地道に探すしかないようです。