こんにちは、ふるやなです。

マンダラ塗り絵をどんな色で塗ろう?

と思った時、他の人は何を使って塗っているんだろう、と気になってきました。

ちょっと調べただけでもいろんな意見があるみたいですね。

調べれば調べるほど深みにはまりそうです。

マンダラぬり絵におすすめの画材

結論から言ってしまえば、画材は何でも、好きなものでいいんです。

なので、ここからはふるやなの独断と偏見にあふれた意見です。

幼児におすすめの画材は、クレヨンです。

大人におすすめの画材は、色鉛筆です。

メーカーはファーバーカステルのポリクロモス。高いですが。
ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆セット 120色 缶入 110011 [日本正規品]

幼児におすすめのマンダラ塗り絵画材

クレヨンできっちり、白いところが残らないように塗るのは、指先の強化にぴったりです。

意外と大人でも難しいんですよ。

シュタイナー教育では

シュタイナー教育では、小学校1年の筆記用具は全てクレヨンだそうです。

小学生でクレヨン?と思いますが、クレヨンで描くように書くのは、確かに難しいんです。

参考にしたのはこの本です。


ドイツのシュタイナー学校では、小学校1年生の最初の授業で、大判のノートにクレヨンで線を引きます。

中央に青い3ミリ幅くらいの線、その両側に、これに接してオレンジ色でそれぞれ5ミリ幅くらいの線、さらにその外側は黄色で1センチ幅くらい。

できるだけまっすぐに線をひかねばならないこと、クレヨンをしっかりにぎって、色を濃く出し、白いところが残らないようにぬりつぶすこと、そんなことを先生はひとりひとりに注意した。なかなかむずかしかった、という。

白いところが残らないように強力(クレフティッヒ)にクレヨンを使う、というのは子どもにとって骨が折れることだ、と書いてあります。

父母会で親がやってみることになった時には

どの親も、はじめは内心、こんあことを、と軽く考えてクレヨンをにぎったのであるが、とりかかってみると、二センチ幅の線を紙の中心にかいて、白いところが残らないようにぬりつぶすだけだって、そうらくではないことに気がついた。

確かに、子供と一緒に塗ってみて、意外と難しいことを実感しました。

    • 狙った範囲をきっちり塗るのが難しい
  • 均一に色を出すのが難しい

ぐりぐり力を入れて塗るには、指がきちんと使えるようになっていなければできません。

つまり、クレヨンを使ってきっちり、ぐりぐり塗ることで、脳と指先のあいだの神経が発達して、指先の力の入れ具合まで細かくコントロールできる指になるわけです。

という訳で、子供には指の訓練にもなるクレヨンをおすすめします。

どんなクレヨンがいいの?

シュタイナー教育でも使われている、みつろうクレヨンがおすすめです。


気に入っているポイントは以下の3つです。

  1. 重ねても色が綺麗に混ざる
  2. ぺたぺたせず、こすれても服につきづらい
  3. いい匂いがする

個人的に、クレヨンのねちねちくっつく感じが苦手なんですが、このクレヨンだとさらっと紙だけにくっついてくれる感じでイイです。

一番好きなのは匂い。ハチミツのような、蜜蝋のいい匂いがします。

仕上がったマンダラ塗り絵からもかすかにいい匂い。

2歳前後の場合は、ブロックタイプもいいと思います。

 

大人も一緒にマンダラ塗り絵をしよう!となった時には8色だとちょっと物足りなさすぎる。

私は最初に上記の8色入りを買いましたが、どうせ買い足すことになるなら最初から16色にしておけばよかったなと後悔しています。

8色分ダブっちゃうし。

色数を増やしたいという場合は、とういちクレヨンも発色がいいと評判です。

シュトックマーはドイツ製で透明感のある発色。

こちらのとういちクレヨンは日本製で、色合いが日本っぽい感じなんだそうです。

大人におすすめのマンダラ塗り絵画材

大人のマンダラ塗りは、画材選び放題ですね。

クレヨン、パステル、色鉛筆、絵の具、クーピー、色ペン、いろいろあります。

でもやっぱり、大人に一番おすすめなのは色鉛筆です。

扱いやすく、細かいところまで塗れて、混色もしやすい。

ただ、混色には限度があります。

何度も重ねていると紙が色鉛筆の粉でコーティングされ、つるつるしてきて上から塗れなくなるんです。

だから、1本で複雑な色が出せるように、色数がたくさん必要になるんですね。

私が使っている色鉛筆

私が持っているのは、トンボの色辞典と、ファーバーカステル36色です。

ファーバーカステル、ネットで見ると評判も良くて結構お高いんですね。

近所の文具屋で、閉店セールで半額以下だったんです。わーい。

と喜んだのもつかの間、ファーバーカステルにも種類があることを知りました。

低価格な物から赤(学童用)→青→緑(最高級)。

私の持ってるのは赤でした。まぁ、、特にこだわりないので、塗りやすいですよ!

色辞典は眺めるには綺麗ですが、固くて色がつきづらく、あまり使わなくなっています。

マンダラ塗り絵用に今から買うならどの色鉛筆がいいの?

口コミサイトのおすすめをまとめると、値段と質のバランスが取れているのはステッドラーでしょうか。

値段重視ならユニカラー。

せっかく買うなら最高峰のものを!というあなたにはファーバーカステルのポリクロモス。


こんなお値段の色鉛筆があるとは。たまげました。

もっと色々比較検討したい!という方は「色鉛筆 大人の塗り絵」「色鉛筆 おすすめ」などで検索してみてくださいね。

ただ、色鉛筆を使う注意点が1つ!

色鉛筆は、色によってはを使っているものもあります。

鉛は舐めただけでも毒性があります。

子どもと一緒に使う場合には、

ヨーロッパ規格ではCEマーク
アメリカ規格ではAPマーク

のついたものを使ってくださいね。

まとめ

マンダラ塗り絵のおすすめ画材は子どもと大人で異なります。

子どもには指先の訓練になるクレヨン。特にシュタイナー教育でも使われている蜜蝋クレヨンがおすすめです。

大人には色鉛筆。ポリクロモスがベスト。さらさら塗れて、塗っていて気持ちがいいんだそうです。使ってみたい。