こんにちは、ふるやなです。
長男が3歳になった頃からはさみにハマり、あっという間に切ってしまうので、仕方なく切り絵を作り始めました。
今や切り絵づくりが楽しくなり、左右対称のものを見つけては「これ切り絵になるね!」と喜んでいます。
市販の本やネットで見たものを作ってみても、切りにくそうにしているものもたくさんありました。
子どもに楽しんでもらえ、達成感をもってもらえるように、と考えて切り絵を作っていく中で、わかったことをお伝えします。
もくじ
幼児のはさみの練習なら、二つ折りの切り絵がベスト!
それは、コピー用紙にプリントアウトした切り絵を楽しむなら、二つ折りがベスト!ということです。
二つ折りの切り絵を楽しむ中で、対称性の認識能力も鍛えられますしね。
でもなぜ二つ折りなの?
切り絵の本ではよく「六つ折り」とか出てくるけど?
慣れてきたし、二つ折り以上の切り絵も楽しみたい。
そんな時にどうしたらいいのか、お伝えしていきたいと思います。
折りの回数が増えることのメリット・デメリット
2つ折り以上の切り絵のメリット
- きちんと折る練習になる
- できあがりの感動が大きい
2つ折り以上に折って切る場合、折る時に角を合わせてきっちり折らないと、出来上がりが美しくなりません。
きちんと折るモチベーションになります。
また、折る数が増えると、できあがりがどんな形になるのか予想ができにくくなりますね。
広げた時の、予想以上の「わぁ♡」という感動は、切り絵の楽しみの大部分を占めるのではと思います。
ただ、単純に「切る」ことを楽しんでいる幼児の場合には、あまりメリットはないのかもしれません。
2つ折り以上の切り絵のデメリット
折りの回数が増えると
- 折った段階ですでにずれている
- 切りながらずれていく
- 分厚く、固くなる
そして嫌になって「おかあさんやってー」となりがちです。
また、分厚くなって固くなると、はさみを握る手にもかなり力がはいります。
切り絵にも慣れてきているので、左手が刃先の近くにあることも。
なかなか切れないなぁ、と、ぐっと力を入れた時に、
ジョキ!
と肉が切れてしまいます。
事故です。
身を切って学ぶこともあるんですが、なるべくケガは避けたいですね。
最初はとりあえず2つ折りの切り絵を楽しみ、2つ折りに飽きてしまった頃に、4つ折りやそれ以上にトライするくらいがちょうどいいのかな、と感じています。
うちは結構はさみを使っている方だと思いますが、それでも長男が4つ折りを切れるようになったのは、4歳を過ぎてからでした。
6つ折りは4歳半頃からやっと楽しめるようになった感じです。大人でもちょっと固いです。
8つ折りやそれ以上は、コピー用紙では固すぎます。大人でも切るのに一苦労なくらいですから。
二つ折り以上は紙を変えて切るべし!
それでも、広げた時にどんな形ができるのかわからないのが切り絵の魅力ですよね。
コピー用紙では分厚くなりすぎる。
それなら、紙を変えるしかありません。
薄紙や折り紙で切ってみてください。
問題は、薄紙や折り紙にはプリンタで印刷できないこと。
なので、プリントアウトしたものを折らずに、型枠の部分だけ切り取ります。
そして折った薄紙にホチキスで止めます。
切り落とす部分をホチキス止めするのがポイントです。
こうすれば、型紙も印刷できてお手軽だし、折って切る部分は薄紙なので分厚くもなりすぎない。
ただホチキス止めはやってあげないとなので、大人側のひと手間があります。
まとめ
折りの回数が増えると、ずれやすくなったり固くなったりして、やる気を失いがちです。固いのを無理に切ると事故につながることも。
コピー用紙にプリントアウトするなら、2つ折りの切り絵が一番です。
2つ折り以上を楽しみたい場合は、とりあえず4つ折り・6つ折りをやらせて様子を見てみてください。
切りづらそうにしていたら、指を切る前に、薄紙や折り紙に変えてくださいね。