こんにちは、ふるやなです。

子どもには小さいうちに幾何学的なものに触れてほしいなーと思っていたところ、スピログラフという面白いものを見つけました。

なかでも「スピログラフジュニア」は2017年のおもちゃ大賞を受賞している知育玩具。

エデュケーショナルトイ部門で優秀賞です。

  • お子様の想像力や集中力、思考力を養います。
  • 誕生日やクリスマス、母の日・父の日にはギフトカードに絵を描き、プレゼントにもできます。
  • 自分で考えて描くことの楽しさに気づかせます。付属のリング、ギアを使い絵を描くことにより、カラフルで美しいアートが簡単に作れます。

気になる!

ということで早速買ってみましたので、レビューします。

スピログラフとは?

いわゆるデザイン定規。くるくる定規。

実際見てみたら、知ってる!懐かしい!という人も多いのではと思います。

私も小さかったころ、ボールペンでぐりぐりぐりぐり描き倒してました。やりすぎると紙が破けるんですよね。ボールペンのにおいを懐かしく思い出します。

幾何学的な模様が簡単にかけてハマるんですよね。たまにやりたくなって、結構大きくなるまでやってました。

今はダイソーなどの100円均一ショップでも手に入ります。Amazonにもありました。

このデザイン定規がアメリカで商標登録されていまして。

スピログラフは商品名です。

いろいろシリーズが発売されているのですが、なかでも幼児から楽しめるのがこのスピログラフジュニア。


2017年の日本おもちゃ大賞 エデュケーショナル・トイ部門で優秀賞を受賞しているんです。

スピログラフジュニアの使い方

それでは早速、実際に我が家で活躍してくれているスピログラフジュニアをご覧ください!

ペンと比較したらわかる、結構お手軽サイズ。

開けたらこんな感じ。

口コミではすぐ出なくなる、と言われてた付属のペン。一か月たちましたがまだ大丈夫そうです。

これだけの種類の模様が描けます。

外枠と歯車をセット。

ペンをつっこんでくるくる回すと・・・

描けました!

スピログラフジュニア、子どももハマりました

長男「開けるのかたい~」

確かに、ちょっとかたいんですよね。すぐに慣れて開けられるようになってましたが。

長男「これおもしろっ!!」

集中してやっています。

4歳半の男児でも、すぐにここまで書けるようになりました。

まだ余計な線はあるものの、描いている図形はずれてない。

枠と紙がしっかり固定されているんですね。

スピログラフジュニアのすごいところ

トロコイド曲線が簡単に描ける

スピログラフジュニアを使えば、たとえ幼児でも幾何学的で美しい図形が誰でも簡単に書けます。

専門的に言えばトロコイド曲線というらしい。

円をある曲線(円や直線はその特殊な場合)にそってすべらないように転がしたとき,その円の内部または外部の定点が描く曲線。円周上の点は,サイクロイドを描く。。

図は rc = 3, rm = 1, rd = 1/2 の外トロコイド
定円の半径を rc、動円の半径を rm、回転角を θ、描画点の半径を rd とすると、外トロコイドの媒介変数表示は

{\displaystyle {\begin{cases}x=(r_{c}+r_{m})\cos \theta -r_{d}\cos \left({\cfrac {r_{c}+r_{m}}{r_{m}}}\theta \right),\\y=(r_{c}+r_{m})\sin \theta -r_{d}\sin \left({\cfrac {r_{c}+r_{m}}{r_{m}}}\theta \right),\end{cases}}} {\displaystyle {\begin{cases}x=(r_{c}+r_{m})\cos \theta -r_{d}\cos \left({\cfrac {r_{c}+r_{m}}{r_{m}}}\theta \right),\\y=(r_{c}+r_{m})\sin \theta -r_{d}\sin \left({\cfrac {r_{c}+r_{m}}{r_{m}}}\theta \right),\end{cases}}}
によって表される曲線である。エピトロコイド (epitrochoid) とも呼ばれる。rd = rm のとき外サイクロイドとなる。

内トロコイド[編集]

図は rc = 5, rm = 3, rd = 5 の内トロコイド

楕円は内トロコイドの特殊な場合として表される。図は rc = 10, rm = 5, rd = 1 の場合。

んー、全然わからない!

こんな数式がわからなくても、誰でも、幼児でも簡単に描けるんです!

習字の練習になりそう

スピログラフジュニアを買った理由のひとつに、手首をくるくる回す練習になればいいな、鉛筆にもつながるかも。というねらいもあったんです。

でも動きとしては、ペンを垂直に立てて持って、腕全体を大きく動かす感じ。

むしろ手首は固定しないと描きにくい。

習字の動きの練習にいいかもしれません。

100均のデザイン定規とスピログラフジュニアとでは何が違うの?

でも桁違いに安い100均のデザイン定規でええやん。と思われたかもしれません。

ポイントは、子ども向けに作られているかどうか。

しっかり固定できる

100均のデザイン定規は、左手で定規を抑えて、右手でくるくるペンを回して書くようになっています。

幼児にとって、右手と左手で別々の動きをするのは難しいんです。

大人でも難しいんですよ。例えば、目の前のものを右手でとんとん叩きながら、左手でさすってみてください。脳が混乱するのがわかります。

スピログラフジュニアの場合は、紙と外枠と歯車をしっかり固定するので、書いている途中に左手で押さえなくてもずれることがありません。

もちろん、幼児でも楽々運べるように本体は軽いので、それなりに抑えないと全体的に動いちゃいますけど。

大きい

100均のデザイン定規に比べて、スピログラフジュニアは枠も歯車も歯車の穴も、全体的に大きく玩具仕様になっています。

100均のデザイン定規の穴は1ミリ程度で、ボールペンの先端が入る程度。

対してスピログラフジュニアの穴は約8mm。サインペンの先端を突っ込んでも全然余裕があるくらい大きいです。

もっと大きな、約18ミリの長い穴もあります。

最初に見た時には、ずれるんじゃないかと心配したくらい。でも全然大丈夫でした。

幼児が扱うにはこれくらいのサイズ感がちょうどいい感じです。

歯車の穴に番号が振ってある

地味だけど素晴らしい着眼点。

幼児だし、描いている途中で歯車の穴からペンが外れてしまうことが結構あるんです。

最初に〇番の穴で書く!と決めておけば、外れてもすぐ戻せます

大人がどこかにメモしてあげれば、もし途中でやめた時でも続きから掛けます

片づけが簡単

歯車にそれぞれ枠があるので、幼児でも元あった場所に戻すのが簡単です。

紙もペンも中にしまえて、ふたを閉じれば見た目がすっきり

片づけたプチ達成感が得られるようです。

ごはんだよー、と声をかけるとパタパタしまって出てきます。

メーカーがおかたづけ育をうたっているのも納得ですね。

簡単にできなければ、片づけの習慣なんてつきません。

片づけのできない私が言うので本当です(笑)

実際、100均のデザイン定規の歯車はすぐどこかに消えてなくなってしまいました。

小学生のお子様にはスピログラフデラックスをおすすめ

スピログラフジュニアの対象年齢は3・4・5・6歳~。

小学生には若干物足りないと思います。

スピログラフジュニアよりも、スピログラフデラックスをおすすめ。

見本の模様がとにかく美しすぎです。

私も自分用に欲しい。大人でもハマる人多いそうですよ。

まとめ

スピログラフジュニアはトコロイド曲線による美しい図形を幼児でも簡単に楽しめる知育玩具です。

大きくてしっかり固定でき、片づけの習慣もつけやすい。習字の練習にもいいと思います。

4歳半のうちの長男では、メーカーの説明にあるような「描いた模様を生かして絵を描く」までは至っていません。

スピログラフジュニアの歯車のいろんな穴を使って模様を描くのにハマっている、という段階です。

100均のデザイン定規よりも、高いだけの価値はあります。買ってよかった。

スピログラフのシリーズ一覧