もくじ
マンダラ塗り絵
こんにちは。ふるやなです。
「マンダラ塗り絵」について調べていたら、「大人の塗り絵」にしとくのはもったいない、ぜひ子どもにやってみてほしい!と思う効果があったのでご紹介したいと思います。
アート的な色彩感覚が磨かれ、幾何学との触れあい、子どもが落ち着く効果まで。
これはすごい!と思い、さっそくたくさん作ってみました。
なぜ私がマンダラ塗り絵に興味をもったのかからお話します。
マンダラ塗り絵には子どもの反応が違った
昨日、幼稚園から持って帰ってきた塗り絵です。
やりかけだったので家で続きを塗っていました。
同じ色を塗っているところも、1マスずつ塗り進めていました。
「できたから、カベに貼ってー」
おや珍しい。
やり終わったものには興味がなくなるタイプなので、作ったものを飾ってほしいと言ったとのは初めてだったんです。
さらに、飾ってみたらなんだかいい感じ。
枠が太いので、多少はみ出していてもわからないし、ステンドグラスみたいに見えなくもない。
「もっとやりたい♪」
そうかそうか。こんな素敵なんならもっとやってほしいくらいだわー。
マンダラ塗り絵って言うんだっけな。
と調べていたら、このマンダラ塗り絵、子供に良い影響があることがわかってきました。
マンダラ塗り絵とは
マンダラ塗り絵とは、仏教の曼荼羅(マンダラ)をもとに、心理療法の分野から発達してきた塗り絵のことです。
そもそもマンダラってなんだら、と思って調べていたら、仏教の深みにはまって帰ってこれなくなりそうでした。
まぁ、同じモチーフが円形に繰り返される絵柄だとイメージしてもらえたらいいと思います。
タモリ倶楽部でも取り上げられていましたし、いわゆる大人の塗り絵としてマンダラ塗り絵が流行っているのは知っていました。
瞑想と似た効果があり、ストレス解消やリラックスになるのだとか。
マンダラ塗り絵が子どもにおすすめな理由
ストレス解消やリラックス効果だけでも、子どもにもよさそうですね。
子どもの場合には、さらにメリットがあります。
- 色彩感覚が磨かれる
- 模様の対称性を自然に発見できる
- セラピー効果で落ち着いた子どもになる
ドイツではマンダラ塗り絵が昔からポピュラーな遊びなんだそうです。
あまりドイツと曼荼羅が結びつかなかったのでちょっと意外でしたが。
色彩感覚が磨かれる
太陽は何色で塗りますか?
と問われれば、普通赤く塗りますね。
これ、アメリカだと黄色らしいんですが。
紫で塗ったら、親が呼び出されるかもしれません。
それはさておき「太陽は赤」のように、実在のモチーフがあるものはだいたい色が決まってしまいます。
なので、普通の塗り絵では、そのモチーフに何色を塗るかにはそれなりに制限があります。
しかし、抽象的な図形で描かれるマンダラ塗り絵には、決まった色がありません。
自由な発想で色を決めることができます。
何色が正しい、ということもありません。
その時によって、人によって配色が違えば、同じ絵柄でも全く別物に見えます。
こうしてマンダラ塗り絵のどこにどんな色を塗るか、色の取り合わせを自分で考えて塗っていくなかで、配色の色彩感覚が磨かれます。
模様の対称性を自然に発見できる
マンダラ塗り絵の中には、同じモチーフが縦横斜め、何度も繰り返し表れます。
幾何学的な模様を塗っていくうち、模様の対称性を自然に発見できます。
自分で見つけた、という感覚も得ることができます。
セラピー効果で子供が落ち着く
マンダラ塗り絵は心理療法の分野から発達してきたことからも、セラピーの効果を狙うものです。
作品を通じたアートセラピーや、どんな色を選ぶかで心理を読み解くカラーセラピーなどと結びついているようです。
マンダラ塗り絵の特徴である、 上下左右斜めと同じ図柄が繰り返し出てくるということは安心感をもたらす効果があるそうです。
また、上にもふれたように、実際のモチーフの色を考えなくてすむので「色を塗る」ことだけに集中できます。
集中することで、深い充足感とリラックス効果が得られ、落ち着くようになると言われています。
まとめ
マンダラ塗り絵を楽しくやることで、色彩感覚が磨かれ、集中力が鍛えられ、達成感もあることで落ち着きが得られます。
集中→達成感→自信・自己肯定感を育む、というのはこのサイトの目指すところでもあります。
マンダラ塗り絵は、塗る人によって全く印象の違うものができあがるので、同じ図案をこどもと一緒に塗って出来上がりを比較してみると楽しいです。
飾って美しく、育児のイライラも解消でき、子供にもいい影響があるとなれば試して損はないはず。
マンダラ塗り絵の本を1冊おすすめするならコレです。
私も少しマンダラ塗り絵を作ってみました。無料ダウンロードページはこちらマンダラ塗り絵です。