こんにちは。ふるやなです。
春休み、ちょっと暇だったことをきっかけに砂糖なし育児をはじめました。
予想以上に反響をいただいて、驚いています。砂糖なし育児に興味ある方、意外と多いんですねぇ。
というわけで砂糖なし育児を始めて6ヶ月、その後どうなったか?を書いてみます。
もくじ
砂糖なし育児、続いています
始めたころより砂糖への制限程度は緩くなったものの、砂糖なし育児は続いています。
正直、最初に思った以上にらくちんです。メリットの方が多いから。ただし、ちょっとコツが必要。
システムを作ってしまえば続く
砂糖なしの環境を作るまでが大変です。
砂糖の入っている市販の調味料を冷蔵庫から追放したり、加工品を使わない方法を考えたり。
原始人食が参考になりました。
市販の調味料の代わりに、手作りの味付け方法を学んだり。
逆に、砂糖なしで料理するシステムをいったん作り上げてしまえば、あとは簡単。慣れるだけです。
身体が慣れてしまえば苦にならなくなる
最初は、砂糖の代わりにみりんや甘酒を使っていました。
でも、だんだん「あれ?いらないのでは?」と思い始め、もっとシンプルに塩や味噌だけで煮物を作るようになりました。
いったん舌が慣れてしまえば、意外とイケるものなんですよ。素材の甘味を感じられるようになります。
砂糖への耐性が低くなるので、ちょっとの甘味を「あまーい♡」と感じるようになるんですね。
なぜ砂糖の制限程度が緩くなったのか?
人付き合いが増えたから
下記のデメリットのところでも書きますが、やっぱり人付き合いが増えて、外で食べることが増えると、こだわりを貫くことは難しいです。
外でこだわりとおすことは、子供にとっても、周りの人々の感情も、私の精神衛生上もよくない。と考えています。
家でこだわれたら、それで充分。外では、楽しむのを優先!
砂糖を代謝させる方法を知ったから
他の栄養素で補えば、そこまで砂糖に神経質に目くじらをたてないでもいいような気がしてきたから。
ただし、砂糖は代謝するのにかなり多量のビタミンやミネラルを消費します。ということは、砂糖を摂ると、そのぶん身体や免疫力を作るのに使われるはずの栄養素も砂糖の代謝にとられてしまうということ。
特に子供たちの場合、身体の成長の方に栄養を回したいので、やっぱり砂糖を摂ってる暇はないかなーと思っています。
砂糖の代謝の分、余分に栄養素を取らせるのも難しいですしね。食べられる量には限界があります。
砂糖なし育児を半年続けて感じたデメリット
市販品が甘すぎて使えなくなる
甘味を強く感じやすくなるので、お菓子ではなくても、ほとんどの市販品を甘く感じます。おそうざいとか。
スーパーでは、砂糖や甘味料の含まれていないものを見つけるのは難しいくらいです。
なぜこんなに甘いものばかりなんでしょうか?
甘味を付けた方が売れるから。もしくは保存性を高めるため。
こんなにも人々は甘味を求めてるんですねー、と思いながら買い物しています。
子供が外でおやつを食べまくる
これはとても残念なポイント。
家ではなるべく子供に制限を感じさせないようにしています。
「ダメ―!」と言うのは、子供にとっても、言う親の方にもストレスですしね。ストレスよくない。自然に、環境ごと変えてしまえばいいんです。
それでも家の外に出れば、とてもコントロールできるものではありません。
砂糖なし育児に理解がある人ばかりではないですしね。他の子どもたちと遊ぶときには、当然おやつタイム問題が出てきます。
そこで「うち、砂糖なしでやってるんだー」と言える勇気が私にはなくて。
気心の知れたママ友達には話してるし、理解してくれる人もいるんですが、ご想像の通り、そんな場合ばかりではないです。
そんなとき長男は、スナック菓子の盛り合わせを、ここぞとばかりに食べています。
他の子達がおやつに飽きて、他の遊びに行ってしまっても、一人で延々と食べ続けています。
お母さんちょっと恥ずかしいよーー(´;ω;`)
そんなに抑圧されてるのかい?
でも外で食べたからといって、家で「おかしが食べたい!」と言い出すことはまずないです。今のところ。
バナナ食べたい!りんご食べたい!はあるけども。市販のお菓子は家にないのがわかってるからかな。
まとめ
砂糖なし育児を半年続けてみて思うことは、何事も慣れだな、ということ。
子供にかわいそうなことをしているとは思いません。5歳までに形成された味覚は、将来の味の好みを決めると言われています。子供が大きくなって何を選ぶかは自由だけれど、方向付けをしてやれるのは、親が食事環境を決められる小さいうちだけだと考えています。
それが抑圧ストレスになってしまえば元も子もないんですが。
たぶんまだ大丈夫。そして、工夫の余地はまだまだありそうです。
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